ルピシアの世界のお茶でアイスティーを楽しもう
※以前のポートフォリオブログに載せたサンプル記事のため、季節感が少しずれています。
Contents
●ルピシアとは?
・世界の茶専門店
紅茶を中心に、緑茶、烏龍茶、ハーブティーを扱っています。スタンダードなものから、花や果物の香りをつけた緑茶・烏龍茶まであります。
・贈り物や自分へのご褒美に
確かな品質と可愛らしいパッケージで有名なので、贈り物によく使われるブランドです。どれも美味しい茶葉ですから、自分へのご褒美に買うのだってもちろんステキです。お値段は少し張りますが。
・ライフスタイルに合わせて取り入れやすい様々なお茶
リーフやティーバッグ、大袋から小袋、ギフト用、色々な味を確かめたい時のアソートパックまであります。ただ、種類が多すぎて何を買えばいいのかわからなくなってしまう方も多いと思います。
・これからの季節ならアイスティー!
そこで、これからの季節おいしくなるアイスティーに合う商品を選びました。アイスティーのおいしい作り方と一緒に書いていきます。
●おいしいアイスティーを作ろう!
・水出しとお湯出しオン・ザ・ロックの違い
どのお茶も、お湯で出すとカフェインとカテキンが多く溶け出し、水で出すとカフェインとカテキンが少なめになります。カテキンもカフェインも苦味・渋みのもとなので、水出しだと軽やかな口当たりになります。
また、旨味・甘味成分であるテアニンは水でもお湯とさほど変わらない量溶け出るので、水出しだと甘くまろやかな口当たりになります。
逆に、お湯で濃く入れたものを氷に注いで急冷する方式(オン・ザ・ロック)では、香りが際立ち、味がしっかりします。急冷すると、凝集したタンニンが白い濁りになってしまう(クリームダウン)ことがありますが、風味には問題ありません。
●アイスティー基本の淹れ方
・紅茶(お湯出しオン・ザ・ロック)
あらかじめ温めたポットに茶葉6g(ティーバッグにして2.5~3個)をいれ、沸かしたてのお湯180mlをすばやく注ぎます。茶葉に対するお湯の量はホットの場合の半分となります。蒸らし時間はフルリーフで2~3分、CTCなどの細かい茶葉で1.5分とりましょう。
氷を詰めたグラスに茶葉を越して注ぎ、かき混ぜて完成です。キャンディやディンブラなど発酵度の高い茶葉を使う時におすすめです。
・紅茶(鍋とティーバッグを使った簡易的お湯出しオン・ザ・ロック)
紅茶専用に使っていい鍋があるなら、お湯が沸いたら鍋の火を止め、ティーバッグを鍋にすぐ放り込んでふたをしましょう。さっきまで熱かったコンロが保温の役割をしてくれます。
規定時間蒸らし、期間が来たらティーバッグで鍋の中を1回かき混ぜて濃度差をなくして、鍋の上でティーバッグの液をよく切ってひきあげましょう。一番美味しいとされる茶葉の最後の一滴、ゴールデンドロップをのがしてはいけません。後は、氷を詰めたグラスに注いで、かき混ぜて完成です。
・紅茶(水出し)
茶葉10g(ティーバッグ4~5個)につき水1リットル(ミネラルウォーターか浄水器を通した水がよい)を注ぎ、冷蔵庫に一晩置くだけで出来上がりです。
注意点は、熱を加えていなくて雑菌が湧きやすいので24時間以内に飲むことです。ダージリンやセイロンティーの一種ヌワラエリヤを入れる時はこの方法がおすすめです。
・緑茶(水出し)
茶葉10~15g(ティーバッグ換算で5~8バッグ)につき水1リットル(ミネラルウォーターか浄水器を通した水がよい)を注ぎ、冷蔵庫に一晩置くだけで出来上がりです。
注意点は、やはり、熱を加えていなくて雑菌が湧きやすいので24時間以内に飲むことです。
・緑茶(お湯出しオン・ザ・ロック)
茶葉3~5gにつき150~180mlの80℃前後のお湯(沸騰したお湯を湯のみに注いで2分立ったものが目安)を注いで1分蒸らします。氷を詰めたグラスに最後の一滴まで均等に注ぎ分けて出来上がりです。
・烏龍茶(水出し)
茶葉5~10gにつき水1リットル(ミネラルウォーター化浄水器を通した水が良い)を注ぎ、冷蔵庫で10時間置くだけで出来上がりです。
注意点は、熱を加えていなくて雑菌が湧きやすいので24時間以内に飲むことです。
●アイスティーに合うルピシアおすすめ商品
【紅茶】
・セイロン・キャンディ
クセと渋みが少なく、甘さすら感じる飲みやすい紅茶の定番です。クリームダウンしにくいので、そこが重宝されてアイスティーによく使われます。
・ダージリンセカンドフラッシュ
紅茶のシャンパン、その最上級の二番摘みです。果実にたとえられる甘い香りとまろやかなコクが特徴です。
・ロゼロワイヤル
シャンパンのような華やかな香りとイチゴの甘い香りが紅茶の味と見事に溶けあった豪華な紅茶です。アイスティーにする時、つぶしたイチゴやイチゴジャムに注いでも面白いかもしれません。
・ミントティー
安いミントブレンド紅茶だと紅茶の味からミントの清涼感が浮いて、スースーするだけなのですが、さすがルピシア、ミントと紅茶が合うようにブレンドしてあります。
【緑茶】
・おまえさま
冷たい緑茶には深蒸し茶が基本的におすすめですが、この深蒸し茶は渋みがなくてコクがあり、甘さすら感じます。
・グレープフルーツ緑茶
緑茶に柑橘系はすこし意外な組み合わせですが、爽やかですこし苦味を連想させるグレープフルーツの香りが緑茶にびっくりするほど合います。
・ハツコイ
緑茶にレモングラスとレモンピールをブレンドしたお茶。緑茶と柑橘系は意外に合います。個人的には以前ペットボトルで出ていた『冴えるハーブの緑茶』に少し似ている気がします。
・抹茶黒豆玄米茶
とにかく香ばしい香りが特徴です。水出しでも割とすぐに出ます。渋みがなく、ごくごく飲める美味しさです。
【烏龍茶】
・凍頂烏龍(冬摘み)
高級烏龍茶として一番有名なものです。一度飲むと、烏龍茶はこんなに香り高いものだったのかと驚かされます。
・白桃烏龍
フレーバー烏龍茶の不動の王者です。桃の香りが甘ったるすぎず、烏龍茶の渋みに合います。
・金桂茶
金木犀にたとえられるほど華やかな香りと飲みやすい口当たりが特徴です。
【ハーブティー】
・キケリキー
レモングラスをベースに、刺激的な香りのローズマリー、相性のいいレモンバーム、清涼感を出すペパーミント,ミントに合う柑橘であるオレンジピールをブレンドしたハブティーです。朝にオン・ザ・ロックのこのお茶を飲めば、スッキリ爽やかに目覚められます。
●まとめ
・ルピシアは世界のお茶を楽しめるブランド
・アイスティーは水出しとお湯出しオン・ザ・ロックで味わいが異なる
・水出しは24時間以内に飲み切ること
ルピシアは、ちょっと値段が張りますが、正しく淹れればお値段以上の味と香りが手に入ります。
私はその分野に明るくないのでここには書かなかったのですが、ルピシアはドライフルーツ・花びら・香辛料を主体として作ったフルーツティーも扱っており、これもアイスティーにすると美味しいそうです。